報告:こづかいゲームin 鈴鹿市立栄小学校
8月21日(金)
鈴鹿市立栄小学校にお邪魔してきました
ご依頼をくださったのは鈴鹿市立栄小学校のPTA家庭学級の皆さん。
夏休みの親子企画として「こづかいゲーム」を開催されました。
1年生から6年生まで19名の児童、保護者13名、先生方5名が参加されました。
この日は「こづかいゲームステップ1」を行いました。
準備の段階から、子どもたちが
「僕も手伝う~」
と、意欲満々。
欲しいものを5つ考えて書くのですが
すぐにすらすら書ける子、なかなか浮かばない子もいます。
欲しいものって、みんな1番欲しいもの2番目に欲しいもの・・・
と、順位があるんですよね
このこづかいゲーム中も、こんな場面がありました。
所持金3000円の男の子が
「1000円のコレは買えるんだけど僕買わない」
どうして?と聞くと
「僕が一番欲しいものは6000円のゲームソフトだから、他の欲しいものが買えるお金を持ってても1番欲しいものが買えるまでは買わないの」
しっかりと自分の考えをもって行動できるんです。
ゲームは先生方が上手に子どもたちをリードしてくださったこともあって
大盛り上がりであっという間に時間がたってしまいました。
保護者の方や先生方からも楽しかった~という声をいただき
とてもうれしかったです。
栄小学校の家庭学級の皆様、先生方、ありがとうございました!
アンケートの結果を報告します
<子ども>
○こづかいゲームをやってどうだった?
わくわく・・・6人、うれしい・・・7人、楽しい・・・10人、どきどき・・・4人、ひやひや・・・5人
うまくいった・・・9人、まだやりたい・・・13人
○うまくいったところは?
買いたいものが買えた・・8人、自分で考えられた・・:11人、お金が貯まった・・10人、
計算シートが書けた・・9人、おつりがきちんとわかるようになった・・9人
お金券と計算シートの金額がちゃんとあった・・7人、最後までがんばれた・・13人
○むずかしいところは?
ない・・・13人
計算シートに書くところ・・3人、自分で考えるところ・・2人
○もう1回やるとしたら気をつけるところは?
・お金をがんばってためる
・高いものを買う
・欲しいものがあったらお金がたまったら買うところ
・もっと安くする
・ポイントを集める
・カードを読むときもう少し大きな声で読む
・お金のむだづかいをしない
<保護者>
○子どもたちの様子はいかがでしたか?
楽しそうだった・・13人、学びにつながっていた・・5人、自分で決めることができていた・・7人
レベル的にはちょうどよかった・・7人、やりくりがわかったようだ・・3人
買い物へのふりかえりができていた・・2人、難しそうだった・・2人
○ゲームを使ったお金の教育に関して
・ゲーム感覚だと気持ちが入りやすくてわかりやすいと思いました
・いい経験になると思う。大人へのステップとして遊びから現実へとスムーズに移行していければと思う。
・楽しくお金の使い方を学んでいたが、ゲーム感覚が強く、現実にもつなげていってくれたらな~と切に願う母でした
・楽しく、そして自的の為にお金を貯めることを考えているようでした
・普段、次々と欲しいものがあっても、自分のお金になるとどう使えばいいのか考えることができて良いと思いました。
・必要な文房具をおこづかいから出すということはとても参考になりました
・普段学ぶことができないことを学べたと思う。
・いろいろ考えながらお金を使っていたと思います。ゲームの中であっても実際と変わらない考え方でした。
○感想・ご意見
・自分のお金なので自分の意思が買い物するときにしっかり出ていたと思います
・お金を貯めることに集中しがちだったが、本当に欲しいものだけを買うという賢い買い物の仕方を少し学んだような気がします
・最初はどうなるかと不安でしたが、子どもの性格などがよくわかってよかったです。
・いつごろからどのくらいおこづかいを渡せばいいか悩んでいますが、少し子どもと一緒に考えてみたいと思います。
・小1の息子にはこづかい帳を書くのはまだちょっと無理かな~と思いましたが、小3の娘にはおこづかいを渡してこづかい帳を書かせてみたいと思いました
・是非これから家庭でとりいれていきたいと思います。
・明日から、おこづかい帳をつけて様子(お金の使い方)を見てみたいと思いました。
・これから子どもと一緒にこづかい帳をつけ、お金の大切さを考えさせていきたい。
・この機会にお金の大切さをわかってくれたらうれしいです。