【報告】こづかいゲーム in 小野江コミュニティセンター
3月7日(土)
松阪市にある小野江コミュニティーセンターにお邪魔してきました
予定では1月24日だったのですが、インフルエンザ大流行で延期になり、
3月7日に開催することができました。
当日も体調が悪く欠席された児童もいましたが
年少さんから4年生まで12名の児童、保護者9名が参加されました。
延期したおかげで、
「こんにちわ~」
と、みんなの元気な声とともに
ぞくぞくと集まってきてくれます。
元気な顔が見れてよかったよかった。
はじめに館長さんのあいさつがあり、こづかいゲームスタート。
とにかく、子ども達は楽しそう!
今回は、きょうだいの関係で特別に年少さんの女の子も参加。
その子が「私、おべんきょういやだ」と、ゲームが始まる前に言っていたので、
少し心配しましたが、お母さんのフォローと同じチームの子たちの盛り上げで
楽しそうに買い物をする場面が見られました。
ゲームの後半で、お金の両替を学ぶ場面があります。
いつもは、「千円券10枚を1万円券に替えてください」と
1万円、5千円に両替するパターンがほとんどです。
しかし、今回あるチームでは、5千円券を千円券に両替するパターンが流行。
「お札がいっぱいあるとお金持ちになった気分だから」
と、お金券を机の上にきれいに並べてみたり、
何度も数えてみたりしてお金持ち感覚を楽しんでいました。
たしか、うちの子もこづかい帳に記入して残高と現金を確認するのに
小銭がたくさんありすぎて、数えるのが大変そうだったから
「両替してあげようか?」
と声をかけたのに
「お金を数えるの楽しいからこのままでいいの♪」
と言われたことがある。
お金の扱い方や価値がわかる大人になるための
必要なステップかもしれませんね。
すごく盛り上がっているときに、時間の関係上ゲームは終了。
私が保護者の方向けにお話させてもらっている間、
センターの職員さんが別室で子ども達に絵本の読み聞かせをしていただきました。
選らんだ絵本は
女の子が誕生日にほんとうにほしいものを買う物語です。
こづかいゲームでこづかいを貯めて、ほしいものを買う体験をした子ども達は
この絵本を読んでもらって、いろんな思いを持ったことでしょう。
帰る時間になっても、
「せんせい!じゃんけんしよ~」
と、子ども達は私のそばに寄ってきてくれて
とてもうれしかった!
参加してくださったみなさん、小野江コミュニティーセンターのみなさん。
楽しい時間をありがとうございました!
アンケートの結果を報告します
<子ども>
○こづかいゲームをやってどうだった?
わくわく・・・4人、うれしい・・・5人、楽しい・・・5人、どきどき・・・2人、うきうき・・・2人
うまくいった・・・2人、かんたん・・・2人、たいへんだった・・・1人、まだやりたい・・・2人
ほっとした・・・3人、
○うまくいったところは?
買いたいものが買えた・・7人、自分で考えられた・・:4人、お金が貯まった・・10人、
計算シートが書けた・・4人、おつりがきちんとわかるようになった・・4人
計算がはやくなった・・・3人、ポイントの意味が少しわかった・・・2人
お金券と計算シートの金額がちゃんとあった・・4人、最後までがんばれた・・10人
ジャンケンで勝てた・・・3人、ほめてもらえた・・・1人
○むずかしいところは?
ない・・・8人
計算シートに書くところ・・2人、
○もう1回やるとしたら気をつけるところは?
・おかねをためる
・買いたいものを最初はがまんしてお金がたまったら買う
・お金をためたい
・使うかどうか考えるところ
・みんなで仲良く
<保護者>
○子どもたちの様子はいかがでしたか?
楽しそうだった・・10人、学びにつながっていた・・4人、自分で決めることができていた・・5人
レベル的にはちょうどよかった・・1人、お金の両替をゲームで理解できた・・1人
難しそうだった・・1人、学びにつながっていそうだった・・・4人
計算が上手になった・・・1人、おつりがちゃんと計算できるようになった・・・1人
○ゲームを使ったお金の教育に関して
・人生ゲームとか¥に関することが大好きなので楽しそうでした
・いきなり本当のお金だと使いづらいうえに口出ししてしまいそうなので、ゲームでの教育はとても楽しんで学べてよかったです。
・すごく楽しそうだったのでもったやらせたかったです。
・自分で決めることが大切なことを改めて知った
・最初は少しわからなかったようだけど、ゲームの内容がわかるととても楽しそうでした。
○感想・ご意見
・年中なのでまだゲームは難しいかなあと思いましたが、結構しっかりやっていたのでびっくりしました。慣れてきたころに終わってしまい・・・・・・・・・・でも楽しんでやっていたのでよかったです。
・いつもどおり何でも買う買うというのがゲームの中でもみられました。まだ早かったかなと思いましたが、とてもいい経験になりました。ありがとうございます。
・もうそろそろおこづかいをはじめてみてもよいなと、ゲームの中の娘を見て(思ったよりしっかりしていて)思いました。
・自分のお金だけでなく、お金の扱い方、大切さを教えて頂きありがとうございました。
・今まで文房具は親が買っていたのですが、勉強のためにも小遣いを渡してみたいと思います。
・おこづかいに関して、買う物に関して、どこまで意見を言っていいのか考えてしまう。親の考えをきちんと持っていないとダメなのだと思いました。
・今ちょうど本人がこづかいというものに興味があるので、いい勉強になったと思います。おこづかい帳をつけるということにも、とても興味があるようです。
以上、ありがとうございました。 生川