【報告】こづかいゲーム in ネクストドア
松阪市のネクストドア主催の「冬休み特別企画・金銭教育「おこづかいゲーム」で
松阪駅前にあるブンカの交流館にお邪魔してきました。
小学1年生から6年生まで13名の児童、保護者11名が参加されました。
そして、バンカー役に、
ナント!!第三銀行から本物のバンカーさん(銀行員さん)が
2名、お手伝いに来てくださいました。
松阪市民活動センターの米山さんと
京都からわざわざこのこづかいゲームを見学に来てくださった仲間が
バンカー役を引き受けてくださり、
なんとも頼もしいこづかいゲームが行われました。
こづかいゲームを始める前に、
第三銀行のお姉さんが、
お札さばきの技をみんなの前で披露してくださり
「わ~~~すご~い!」
と、大歓声。
私もついつい
「うお~~」
と声をあげてしまった・・・(笑)
今回は、意識の高い保護者の方が多く
参加の子どもたちは普段からおこづかいをもらっている子が結構いました。
「おこづかいください」
と、うれしそう。
欲しいものがすべて買えた子、
買うのを我慢して、お金を貯めた子
お金を貯めて、最後にいっきに買った子
100円券を貯めた子
ジャンケンに勝ち続けた子
楽しいゲームになりました。
以前、ブンカの交流館主催のこづかいゲームに参加された親子が参加されていました。
「前回のこづかいゲームが終わってから、子どもたちにおこづかいを渡し始めたんです。
きちんとこづかい帳もちゃんとつけているんですよ。」
と、家庭に帰ってさっそく実践された親子のうれしい話も聞けました。
このこづかいゲームは家庭でお金の教育をするための
はじめの一歩になってくれたらうれしいです。
年の瀬の忙しい中、参加してくださった皆さん
どうもありがとうございました。
アンケートの結果を報告します
<子ども>
○こづかいゲームをやってどうだった?
わくわく・・・2人、うれしい・・・3人、楽しい・・・9人、どきどき・・・3人、うきうき・・・3人
うまくいった・・・4人、かんたん・・・4人、たいへんだった・・・3人、まだやりたい・・・8人
○うまくいったところは?
買いたいものが買えた・・4人、自分で考えられた・・:6人、お金が貯まった・・9人、
計算シートが書けた・・4人、おつりがきちんとわかるようになった・・7人
計算がはやくなった・・・3人、ポイントの意味が少しわかった・・・7人
お金券と計算シートの金額がちゃんとあった・・4人、最後までがんばれた・・6人
○むずかしいところは?
ない・・・6人
自分で考えるところ・・2人、おつりを計算するところ・・・3人
お金券で払うところ・・・1人、カードを読むところ・・・2人
○もう1回やるとしたら気をつけるところは?
・おつりをまちがえずに計算する。なるべくちょきんする。
・むだづかいをしない
・お金のけいさんをできるようにする
・目標の金額を、もうちょっと安くする
・カードをもっとちゃんと読む
・お金を出したりもらったりするとき気をつける
・もっと早く計算する
・星をあつめる
・お金券のうけとりかた
<保護者>
○子どもたちの様子はいかがでしたか?
楽しそうだった・・4人、学びにつながっていた・・2人、自分で決めることができていた・・3人
レベル的にはちょうどよかった・・1人、こづかい帳の書き方を覚えたようだ・・3人
買い物へのふりかえりができていた・・1人
○ゲームを使ったお金の教育に関して
・いつもは、小銭しか使わず、大きな額のものを自分で買うということがないので、
欲しいもの(値段の高いもの)も、ゲームの中でお金を貯めて買うことが経験でき、よかったと思います。
・こづかいの使い方がまだ不安ですが、来年より渡してみようと思います。
・自立していく上で大変必要だと思う。
・少しずつ理解できたのかもしれません。
・お金に限らずいろんな経験が大切だと感じました。
・ゲームでお金の教育ができ、なかなか家ではこのように教えられないのでありがたかったです。
○感想・ご意見・質問
・子どもの価値観に任せるのは大切なことだと思いながら、親の目で「ムダなもの、もったいない」と制限することが多いです。子どもに任せることを少しずつ増やしていきたいと思います。
・金銭感覚を身につけるにはいいと思った
・使い方の思い切りがよすぎて困っています
・買ってほしくないものを買ってしまったりするのはしかたがないことなんでしょうか?
・親の我慢も必要だと思いました
・私自身もわかりやすく学べ大変よかったです。またこのような機会がありましたらぜひ参加したいと思います。ありがとうございました。