報告:こづかい教室in 花子さん2日目
参加者は小学6年生の男の子、2年生、3年生、4年生の女の子の4名と保護者3名です。
1組の親子が少し早めに来てくださったので、少しお話をさせていただいていました。
我が家の体験談などを話していたんですが
6年生の男の子が初対面の私の目をしっかりと見て
笑顔でうなずきながら私の話を真剣に聞いてくれるんです。
この子は普段から親子のコミュニケーションがきちんとできている子なんだろうな~
と感心していました。
人の話がきちんと聞けるってことは、それだけいろんなことを吸収できるってことであって
これからはじまるこづかいゲームもきっと楽しくできるだろうなってわくわくしてしまいました。
思ったとおり、今回のこづかいゲームも盛り上がりました。
自分の考えをしっかりと持っていて、
きちんと言葉にすることができる子ばかりだったので、
いろんな場面で感心することだらけ。
ハッピーカードが一度も出なかった子もいましたが、最後までがんばれました。
私にとってもこのワークショップは毎回学ばせていただいてます。
参加してくださったみなさん、ありがとうございました!!
アンケートの結果を報告します
<子ども>
○こづかいゲームをやってどうだった?
わくわく・・・2人、うれしい・・・1人、楽しい・・・3人、どきどき・・・6人、ひやひや・・・1人
うまくいった・・・1人、ほっとした・・・3人、まだやりたい・・・1人、かなしい・・1人
○うまくいったところは?
買いたいものが買えた・・1人、自分で考えられた・・:2人、お金が貯まった・・2人、
計算シートが書けた・・2人、おつりがきちんとわかるようになった・・1人
お金券と計算シートの金額がちゃんとあった・・2人、じゃんけんで勝てた・・2人
最後までがんばれた・・4人
○むずかしいところは?
ない・・・3人
お金券で払うところ・・1人
○もう1回やるとしたら気をつけるところは?
・お金を貯めながら星もどんどん集めながらやる
・ハッピーが出るようにする
<保護者>
○子どもたちの様子はいかがでしたか?
楽しそうだった・・3人、学びにつながっていた・・2人、自分で決めることができていた・・3人
レベル的にはちょうどよかった・・1人、こづかい帳の書き方を覚えたようだ・・3人
おつりがちゃんと計算できるようになった・・2人、お金の両替がゲームで理解できた・・2人
○ゲームを使ったお金の教育に関して
・人生ゲームは実生活とあまりリンクしないけど、このゲームは内容的にも等身大で子どもにインパクトがあると思う。
・親子だとルールがあやふやになってしまうので、このような機会がもててよかった。
・「使わなければいい」精神でも、必要なものを買わねばならないということをやっとわかってもらえた気がする。ゲームだから体験しやすかったのだと思う。
○感想・ご意見
・ゲーム等、高額な「欲しいもの」が多く、自分の時代の体験(我慢など)が通用しない感があるし、親の気分がどうもいろいろあるので、子どもだけではなく自分の中のお金に対するスジの通ったものが必要だといつも思います。
・こづかいゲーム中、その前後のお話でも理解できるところで、耳に入れれることができて、本人にも親にも勉強になりました。
・先のことを自分で考えれるようになるということは、子どものころからの環境だとつくづく感じました。